2017年10月

FX-Audio D802CとFOSTER P800-E + FE83En

FX-Audio D802C を購入してから気が付けば丁度2年が経過したので少し関連したアップデート。当時国内で入手することは容易ではなく、中国の通販サイトから購入したFX-Audio D802C。光、COAX、USBの入力に対応し、小型、安価、かつ場所を取らないデスクトップアンプで音が良さそうなのはこれしかなかったんですよね。今ではAmazonでも購入可能になっているようですが。

FX-Audio D802C

中国のサイトで購入、納品されたときは箱はボロボロ、梱包もかなりひどい状態でよく配送中に壊れなかったなと思います。約2年使用してきましたが特にトラブルもなく、音にも満足しています。音については、デスクトップの簡易的な環境なので多くは望めませんが満足しています。

このデスクトップアンプ購入後にスピーカーも購入しました。私のデスクは置けるスピーカーのサイズに制約があり結構苦労しました。というのも、棚が無線機などの機材に合わせた高さになっているため、その高さ20cmに収まるサイズでありながら音がそれなりという相反する制約が。で選んだのが FOSTER P800EとFE83En。

FOSTER P800-E
形式

バスレフ型

外形寸法

100(W)×200(H)×148(D) mm

内容積

1.86L

チューニング周波数

101Hz

板厚/材質

t9パーティクルボード

取付可能ユニット

P800K、FE83En、FF85WK

総質量

約800g

バッフル穴寸法

Φ73

付属品

木ネジ×4個、ワッシャー×4個




FOSTER FE83En
インピーダンス

最低共振周波数

165Hz

再生周波数帯域

fo~30kHz

出力音圧レベル

88dB/W(1m)

入力

7W(Mus.)

mo

1.53g

Qo

0.84

実効振動半径(a)

3.0cm

マグネット質量

140g

総質量

0.35kg

バッフル開口寸法

Φ73mm

標準エンクロージャー方式

バスレフ型

標準エンクロージャー内容積

6ℓ

推奨スピーカーボックス

BK83En


スピーカーの取り付けはネジでスピーカーボックス(エンクロージャー)に取り付けるだけの簡単な作業です。板にネジを止めるときによくあるトラブルが割れです。特に板が薄かったり、ネジ位置と渕が近かったりするとネジの圧力に負けて板が割れてしまうことがあります。このようにスピーカーの板が割れたり、ネジ位置がずれるのを避けるために1mmのドリルで穴を開けてから取り付けることをお勧めします。

肝心の音ですが、測定してみると50Hz以下がスピーカーのスペックをかなり下回っています。スピーカーの推奨エンクロージャー容量が6Lなのに対して、使用したエンクロージャーは2L弱。仕方ないですね。それでもデスクで聴く分には十分な音域をカバー、音質も満足のいくものです。

ハムフェア

暑いのが嫌い、夏が嫌い、山登りも冬山ばかりの冬生まれの冬大好きな私としてはようやく過ごしやすい季節になってきました。

すでに一か月前経過していますが、昨年行けなかったハムフェア2017に行ってきました。ハムフェアに行くたびに思うのですが来場者の平均年齢が高い。私は決して若くない約50歳ですが、それでも自分が若く思えるほどに。これが今の日本におけるアマチュア無線界がおかれている状況なんですね。

海外ではアマチュア無線人口が増えている国も少なくありませんが、日本だけは人口減少とともにアマチュア無線人口も減り続けています。それがハムフェアの来場者層に如実に表れているように思います。

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それにしても相変わらず長い列です。何重にも折り返しています。
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CQ Ham Radioに掲載されていたアツデンの広告で気になりWebを見て、ページが作成中となっていた時からアツデンのヘッドセットが気になっていました。広告掲載してWebが準備中っていったいどんな会社だ!と。
このような背景があったとはいえハムフェアで一番気になったメーカーのがアツデンでしょうか。
下記の写真の左が2つ目のヘッドセットはかけ心地が非常に良かったです。真面目に購入を検討中。
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今年のハムフェアの目玉の1つに挙げられるのではないかと思うのがアツデンが開発中のアンプ。下記の写真の右側の製品です。100V ACで500W、200V ACで1KW。発売は年明けになるそうです。

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もう1つは以前から気になっていたSUR工房の電建。新作電鍵が展示されているのを見つけました。写真左したのオレンジ色のアルマイト加工がされているのがそれです。重さも約1キロ、安定感もあり思わず衝動買いしそうになってしまいました。

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最後は写真はありませんがICOMが参考展示していた144MHz, 430MHz, 1200MHz対応オールモード機 IC-9700。これは出たらIC-9100と入れ替えに購入かな。いつ発売されるのだろう。IC-7610は参考展示されてから発売まで1年近くかかっています。IC-9700はいつになることやら。
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来年も来れるかな。